NISAとは個人投資家のための新しい非課税制度で、上場株式等や株式投資信託の売却益、配当金や分配金を一定期間、非課税とする制度です。
NISAでファンドを保有する場合
特定口座や一般口座とは
NISA口座とは異なり、特定口座や一般口座は課税口座です。
特定口座とは、口座を管理する販売会社が、投資家に代わって取引の売買損益を計算するので、確定申告を簡略化できます。
あなたに合ったNISAは?
目的やライフイベントに応じて、ご自身に合ったNISAを選びましょう。
それぞれのNISAの違いを確認しておきましょう。
つみたてNISAのご注意点
注意点1NISAとの併用はできません。
毎年の非課税投資枠は、つみたてNISAの非課税投資枠(40万円)またはNISAの非課税投資枠(120万円)のいずれかを選択していただく必要があります。
※変更したい場合は、投資を行う前年の12月までに変更手続きを完了していることが必要となります。
注意点2NISAの非課税投資分はつみたてNISAに移せません。
つみたてNISAを選択した場合、NISAの非課税投資分をつみたてNISAの非課税投資枠に移行することはできません。
注意点3利用できる商品(投資信託)には条件があります。
つみたてNISAで利用できる投資信託等は、「信託期間が20年以上もしくは無期限である」等の条件があります。
お子さまやお孫さま等、未成年者の方の将来に向けた資産形成のための制度です。
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投資信託等※1の
売却益・分配金等が非課税
※1 ジュニアNISA口座で当行が取り扱う商品は「公募株式投資信託」のみです。
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非課税期間は5年間、
年間80万円まで
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日本に住む0〜19歳の未成年者が対象
日本にお住まいの方で、ジュニアNISA口座を開設する年の1月1日時点で20歳未満の方が対象です。
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本人に代わって親権者等が運用
ジュニアNISA口座の運用は、親権者等が代理で行ないます。
教育資金での活用
現在、小学生(10歳)の子どもがいる37歳のAさん。
奥さんと一緒に、子どもの教育費で一番高額になると予想される大学の学費をどのように貯めていくか話し合っています。
大学入学にかかる費用は
どれくらい?
【参考:大学入学の初年度納付金平均額】
出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(平成28年度)」
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投資運用せずに、毎月2.5万円を預金だけで8年間貯める
(預金金利・年0.1%の場合)- 241
万円になる
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子どものジュニアNISAで毎月2.5万円ずつ8年間積み立てる
(年利3%で運用できた場合)- 合計で
270.8
万円になる
通常であれば、運用利益30.8万円に対して約6万円(税率20.315%)の税金がかかりますが
ジュニアNISAを活用すれば税金はかかりません。
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投資信託を購入後、すぐに売却せずに中長期的に持ち続けることで、価格変動リスクを抑える効果が期待できます。
ただし、一つの銘柄だけの保有は長期であってもリスクが高くなるため、投資先を複数にする分散投資をおすすめします。
また、毎月一定額ずつコツコツ投資をすれば、時間分散によりリスク分散の効果が期待できます。 -
住宅購入資金での活用
30歳・既婚者で共働きの会社員のBさん。
40歳までにはマンションを買いたいと考えているため、頭金を貯めたいと考えています。
住宅購入にかかる費用は
どれくらい?
出典:独立行政法人住宅金融支援機構「2016年度フラット35利用者調査報告」
※千円以下切り捨て(ただし、月々の返済額は異なります)
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投資運用せずに、毎月4万円を預金だけで8年間貯める
(預金金利・年0.1%の場合)- 385.5
万円になる
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NISAで毎月4万円ずつ8年間積み立てる
(年利1.2%で運用できた場合)- 合計で
402.6
万円になる
通常であれば、運用利益18.6万円に対して約3.7万円(税率20.315%)の税金がかかりますが
NISAを活用すれば税金はかかりません。
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確実に貯めたいのであれば、安定性を重視した運用が良いでしょう。
投資対象商品の中で、比較的安定運用ができる国内債券等が中心の投資信託で運用することで、価格変動のリスクが小さい安定的な運用をすることができます(その分、利益も小さくなります) -
NISA口座をお持ちでないお客さま
NISA口座の新規お申込みにあたっては、4つのステップが必要です。
金融機関が、お客さまに代わって税務署に非課税適用確認書の交付申請のお手続きをします。
お申込みの際には以下の書類が必要となります。
- 「非課税口座開設届出書」
- 「非課税適用確認書の交付申請書」
- 「マイナンバー(個人番号)」
- 「免許証、健康保険証等の本人確認書類」
福岡銀行でNISA口座をお持ちのお客さまで
つみたてNISAでお取引を希望されるお客さま
【お手続き方法は後日ご案内いたします】
現在NISA口座をお持ちのお客さまがつみたてNISAの開設を希望される場合、現在のNISA口座から変更をする必要がございます。手続きは制度上「非課税口座異動届出書」等を2017年10月以降ご提出いただく必要があります。当行での受付開始時期は後日ご案内いたします。
お問い合わせ・ご相談
詳しくは、投資信託のお取引店または「福岡銀行NISA専用ダイヤル」までお問い合わせください。