資産運用ガイド

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- リスクと上手に付き合うには…
リスクをなくすことはできませんが、 上手に付き合うことは可能です。
ポイント
1 資産分散 資産を組み合わせて投資する
資産運用のリスクは、 景気や社会情勢によって変化します。 各商品の特性を活かし、 資産を分散させることでリスクの軽減を図ることができます。 ■国内外の資産分散の例
資産の分散
特性の異なる複数の資産を組み合わせる
地域の分散
複数の地域や通貨を組み合わせる
銘柄の分散
値動きの異なる銘柄を組み合わせる
国内債券
外国債券
銘柄A 銘柄A+B
国内株式 リート
外国株式
銘柄B
ポイント
2 時間分散 投資タイミングを分散する
お金を何度かに分けて投じることで、 分散投資ができます。 ■ ドル ・ コス ト平均法の効果 値動きのある金融商品に投資するとき、 お金を何度かに分けて (時間を分散させて) 投じることで、 分散投資ができます。 時間の分散の代表的な方法に 「 ドル ・ コス ト平均法」 があります。
< ドル ・ コス ト平均法とは>
購入単価の平準化を目指す投資方法です。 一定金額を一定の期間、 一定の証券等に投資する方法で、 価格が高いときには購入口数が少なくなり、 価格が低い ときには購入口数が多くなり、 長期的に見れば平均購入単価を低減する効果が期待できます。
参考例 [投資信託の場合]
基準価額
10,000円 6,000円
14,000円 12,000円 10,000円 8,000円
10,000円
1月
投資金額 10,000円 10,000口
2月
10,000円 16,666口
3月
10,000円 7,142口
4月
10,000円 12,500口
5月
10,000円 8,333口
6月
10,000円 10,000口
合 計
64,641口
4,641口 60,000口
(1万口当り)
平均購入 単 価
※上記の例は、 あくまでも仮定であり将来の結果を約束するものではありません。 また、 販売手数料等を考慮していません。 ※ ドル ・ コス ト平均法は、 価格変動リスク等を低減するものではありません。
ポイント
一般的に投資期間が長ければ長いほど、 保有資産価値の変動リスクは小さくなる傾向にあります。 市場は一時的な要因によって短期間で大きく変動することがあり、 長期投資は、 こうした変動によるリスクを小さくできる というメリ ッ トを備えています。
定期 ・ 定額投資 一 括投資
購入口数
構成比率 (口数) 投資金額 15.5% 60,000円 60,000口
60,000口
9,282円
25.8%
11.0%
19.3%
12.9%
15.5%
100%
購入口数
10,000円
3 長期投資 長い期間にわたって運用する
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