資産形成ガイド

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- 資産形成におけるポイント
POINT ❶
給料から先取りにする
会 社 資産形成
先取り積立
無意識のうちに続けることができるのがメリッ ト。
日記や体重 測定など日々継 続してやりたいことでも、 つい忘れてしまい三日坊主 になりがちです。 そこで、 威力を発揮するのが 「先取りでの積み立て」 です。 生活することを目指しましょう。
給料
引き落とし日を給 料日の直後に設 定し毎月自動 的に積み立てて、 残ったお 金で 生活費
POINT
❷
ドル・ コスト平均法を活用
外貨のように、 価格変動のある商品を購入する場合、 外貨単位で一定金額ずつ購入し続けるよりも円貨単 位で一定金額ずつ購入していく方が、 円高の時には多く購入でき、 逆に円安の時には少なく購入すること になるので、 中長期的には平均購入単価を低く抑える効果が期待できます。 これを 「ドル・ コスト平均法」 と いいます。
109円 103.2円 100円 95.2円 98円
ドル ・ コスト 平均法とは
ドル ・ コス ト平均法
参考例
円安 円高
少なく買う 多く買う
1月
例えば 月々5,000円分ずつ 米 ドルを購入した場合 例えば 月々50 ドルずつ 米 ドルを購入した場合
2月
52.53ドル 5,000円 50ドル 4,760円
3月
48.45ドル 5,000円 50ドル 5,160円
4月
51.03ドル 5,000円 50ドル 4,900円
5月
45.88ドル 5,000円 50ドル 5,450円
合 計
247.89ドル 25,000円 250ドル 25,270円
1米ドルあたり平均コスト
50ドル 5,000円 50ドル 5,000円
約 100.85円
1米ドルあたり平均コスト
約 101.08円
※上記の例は、 あくまでも仮定であり将来の結果を約束するものではありません。 また、 為替手数料等を考慮していません。 ※ドル・ コスト平均法は、 為替変動リスク等を低減するものではありません。
POINT
❸
「貯蓄」 と 「保険」 の強み
保険
貯蓄額 保障額
一般的に 「貯蓄のお金」 は三角、 「保険のお金」 は四角で表現されます。
貯蓄
積立開始
満期
加入
満期
「貯蓄」 はお金を少しずつ積み立てていくので、 時間の経過とともに、 貯蓄残高は右肩上がりの形になり、 三角形になります。 これに対し、 「保険」 は時間の経過に関係なく、 加入したときから保障額が一定ですから、 四角形となります。 急な出費に備えるための 「貯蓄」 と、 もしもの時の備えの 「保険」 、 この2つを上手に組み合わせることが大切です。
※ただし、 学資保険や年金保険など、 一部の保険は必ずしも保障額が一定ではありません。
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