ふくおかフィナンシャルグループ（福岡銀行、熊本ファミリー銀行、親和銀行）では、九州の基幹産業である自動車関連産業振興への取組みの一環として、財団法人 九州経済調査協会との共同研究事業を通じてまとめました自動車関連レポートを発行いたしましたので、お知らせいたします。

記

＜レポート発行の趣旨＞
　「カーアイランド九州」と呼ばれるように、自動車の一大生産拠点となった九州の課題は、地場調達率の向上と関連企業集積による産業のすそ野の拡大です。しかし、九州の地場企業にとって、生産量・品質・コストのいずれの面においても要求水準が高いとされる自動車産業へ新規参入することは、大変な困難を伴うものと考えられています。

　本レポートでは、九州の地場企業が自動車産業へ参入するにあたっての課題とその克服について着目し、事例に基づいた全体の傾向分析にはじまり、２５社におよぶ具体的な取組み事例を紹介しております。

　今後、自動車産業へ新規に参入する企業がさらに増加していく過程で、本レポートを少しでも参考としていただければ幸いです。また、地域の皆様が九州の基幹産業について理解を深めていただく機会となることを希望いたします。

　ふくおかフィナンシャルグループでは、今後とも地場産業振興、地域経済発展を目指した活動を展開してまいります。