平成18年5月15日 |

福岡銀行(頭取 谷 正明)は、平成17年3月29日に金融庁から公表された「地域密着型金融の機能強化の推進に関するアクションプログラム」に基づき、「地域密着型金融推進計画」を策定し、同計画に沿った各種施策に取り組み、着実に成果を上げてまいりました。 今般、その17年度における進捗状況を取りまとめましたので、お知らせいたします。 当行は、18年度からは「中期経営計画2006〜期待を超える銀行に〜」をスタートさせ、中小企業や個人に対する様々な商品サービス品質の向上により顧客基盤の拡大を図るとともに、統合リスク体制の構築による収益力・健全性を向上させる施策を展開してまいります。 |
1.大項目ごとの進捗状況等 | |
(1)事業再生・中小企業金融の円滑化 事業再生は、子会社サービサーと連携して17年度下半期に208先(年間263先)の経営改善支援に取組み、23先(年間40先)のランクアップを実現するなど、着実に実績をあげております。 商工中金と連携して我が国初の動産登記制度を活用したシンジケートローン型アセットベーストレンディングの取組みや手形債権流動化スキームの構築等、担保・保証に過度に依存しない新しい融資商品を積極的に構築し、中小企業金融の円滑化に向けて着実な実績をあげました。 今後も、債権流動化・無担保・動産債権担保等の融資商品拡大や取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化等、円滑な金融サービスの提供により一層注力してまいります。 (2)経営力の強化 質の高い金融サービスの提供と健全性・収益力の強化の同時実現を目指して、バーゼルIIに向けた対応や収益管理システムの開発を進めました。 また、ガバナンス強化の観点から、財務内容の適正性確認に係る態勢整備に着手しました。 加えて、法令等遵守態勢の強化については経営の最重要課題として取り組んでおりますが、不祥事件・顧客情報紛失等の根絶を目指し、より一層の整備・強化に注力しました。 今後も、リスクコントロール、ガバナンス、コンプライアンスの一層の態勢強化を継続して行ってまいります。 (3)地域の利用者の利便性向上 「経営の透明性を確保することが、利用者の信認を高める」という意識のもと、ホームページやディスクロジャー誌等で顧客視線に立った分かりやすい情報開示に努めました。 また、個人5千先・法人2千先のお取引先に対して利用者満足度調査を実施し、その結果を各種施策に活かすことで顧客満足度の向上に努めました。 さらに、在福岡の大学施設整備にPFIレンダー兼エージェントとして参画したり、地元自治体に対してPFI事業化のアドバイスを行うなど、PFI事業に関するノウハウの蓄積を図り、地域活性化及び地域再生に貢献するべく注力しました。 今後も、より顧客視点に立った情報開示や顧客満足度向上を図っていく一方、地元九州圏内の地域再生・活性化へ貢献してまいります。 |
2.数値目標の進捗状況 | ||||||||||||||||||||||
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3.進捗状況の詳細等 | |
・ | 別添の「地域密着型金融推進計画の進捗状況」[PDF FILE 448KB]をご参照ください。 |
以上 |
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