平成18年1月12日
労働時間管理に関する社内調査について

 株式会社福岡銀行(頭取:谷 正明)は、昨年10月12日に、福岡中央労働基準監督署から労働時間管理について指導を受けました。これを踏まえて、全従業員を対象とした時間外労働の実態調査を行ってまいりましたが、その結果、実際の労働時間と過去の時間記録に乖離があることが判明いたしましたので、これについての精算を実施いたします。
 今般の指導を真摯に受け止め、今後更なる労働時間管理の厳正化を図るべく徹底した取り組みを行ってまいります。
 なお、本件による平成18年3月期業績予想の変更はありません。


1.指導概要
  過去の勤務時間記録が適正に記録されていたか調査を行い、始業・終業時刻が実際と異なっていることを把握した場合には、割増賃金の差額を遡及して支払うとともに改善策を実施すること。

2.調査・精算内容
 
(1)調査
  ア 対象期間: 平成15年10月〜平成17年9月(2年間)
  イ 対象者: 約4,600名
  ウ 内容: 調査期間における実際の就業時間を、パソコンアクセスログなどの客観的データに基づいて調査し自己申告させる。
  エ 実施時期: 平成17年10月〜12月
(2)精算
  ア 総額: 約21億円
  イ 精算時期: 平成18年1月(予定)

3.改善内容
 
(1)労働時間管理の厳正化
  始業・終業時間の確認方法について、「使用者の現認(上司が部下の労働時間を実際に確認する)ルール」を明確化し、パソコンのアクセスログ等も時間記録の参考とする。
(2)時間外労働削減への取組
  従業員各人の時間管理意識を徹底するとともに、早帰りに向けた職場単位での自主的な工夫を継続的に行う。
本部横断組織である「業務改革委員会」を組成して日常業務の抜本的見直し(業務改革)を行い、さらに業務の改善・効率化を強力に推し進めることにより、時間外労働の削減を図る。

以上

本件に関するお問い合わせ先
福岡銀行 人事部  担当/五島・田中・高原  TEL/092-723-2601


■BACK■
株式会社福岡銀行 登録金融機関 福岡財務支局長(登金)第7号 加入協会:日本証券業協会
Copyright © The Bank of Fukuoka, Ltd. . All Rights Reserved.
FFG ふくおかフィナンシャルグループ